アメリカのどらえもん

アメリカでドラえもんがTV放送されるそうな
まぁそれがどうしたっていえば、確かにそうなんだけど

ドラえもん自体は、すでにアジアやヨーロッパで放送されていて
人気のあるTVマンガなんだそうだ。
それが今までアメリカで放送されなかったのが不思議なんだとか

しかしその事情をきいていくと、なるほど日本とアメリカの子どもへの
教育の考え方の違いが垣間見えてきて面白い

まずは「のびた」という存在
彼はいつも何かといえばドラえもんを頼って、自分で解決しない
そんなところがアメリカの保護者からは、物語の主人公として
見本・手本にならないからNGなんだとか
まぁ確かにそうだよね。

次に「ジャイアン
我がままでいじめをしているキャラクターが
何の反省もなく、毎回毎回いじめキャラとして登場してくるのが
いけないそうな

次に「ママ」
テストの点だけで子どもを評価し、ガミガミと罵倒するさまは
いわばハラスメントみたいなもんらしい

うわぁこう見るとドラえもん、オール駄目だしくらってるじゃん。
日本の子ども文化そのものの否定みたいにも感じる。

じゃあ、なぜ今になってOKになったかというと
アメリカ自体にアジア人や移民がふえ
いわゆるWASPだけの価値観では当てはまらないことがいよいよ明確になってきた
顕れではないのかというのが話みたいだった。

まぁアメリカはいいよ、それで
でも日本には、相対的な価値観ばかりでその場を濁して、自分の価値観に引きこもるキ

ャラじゃなくて
正義や勇気や夢を多いに語る昔馴染みの主人公を期待したいんだよなぁ
世界名作劇場の復活を切に求める。
だって子どもに見せたいTV番組がないんだもの・・